ハイコンセプト
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
ダニエル・ピンク
モノよりも「生きがい」、論理ではなく「共感」 など
過去の大量消費の時代を超えた、価値主義的な新鮮な考え方を学ぶことができた。
人工知能技術の普及により従来の人間の動作・仕事がロボットに代替されていく中で、
自分が今後提供していくものには本当に価値があるのか?と考えさせられる。
本当に長く使われれている製品には所要者の愛着がある。
仕事柄、機能性を追求してしまいがちだが、デザイン性について考え直すきっかけとなった。
新しいこと・面白いことを思いつくには才能が必要だと思いがちだが、美術館に行く、モーツァルトを聞く といった具体的な特訓?も多く紹介されていて興味深く、面白い。
右脳・左脳の働きについても勉強になった。人間の表情や行間を読み取る能力(右脳)はロボットに代替されにくい。
プログラミングに代表される論理的な思考能力を鍛えて先進技術についていくことこそが、今後求められる能力と思っていたが、
正反対だったと考え直すことができた。