ザ・ゴール

企業の究極の目的とは何か

 

エリヤフ・ゴールドラット 著

 

制約理論をベースに、全体最適化の改善手法を説いた本。小説形式で、読み進めるうちにTOCの原理が頭に入るように構成されている、

とのことだが正直ストーリー部分がかったるく、長い。読み飛ばしながら、重要と思われるところをかいつまんで読んだ。

 

結論としては、

1.会社の究極的な目的=儲けること(利益)で、それ以外は手段である
2.儲けるためには3つの指標(スループット/在庫/業務費用)を見れば良い。
3.「ボトルネック(制約)」が3つの指標を決める

 

以上の論理をまとめて制約理論と呼ばれており、会計方法としてはスループット会計と呼ばれたりしている。

 

以下、重要だと思ったところを抜粋。

【生産的である、とはどういうことか】

・ 「生産的である」とは「目標と照らし合わせて「何か」を達成したこと」を指すと教えます。つまり、生産性とは目標に向かって近づけていく行為のことである。

・生産性向上、という言葉は、意味が広くなり過ぎていると感じていたので、この定義を大事にしていきたい。

 

【企業の目標は何か】

・儲かることである。これにつきる。シェアの拡大や顧客満足度などは、全て手段であり二次的なもの。高く売れる製品を、安く、早く作ることで、結果として儲けることがゴールである。

・大企業になると、部分最適に陥りがちだ。工場にいると、売り上げが見えないし、本社にいると製造コストが見えない。常に先ほどのゴールを意識し、各活動がその目標に近づいているかどうか?を意識することが重要だ。

・たとえば改善事例発表会。この活動で本当に3つの指標が同時に改善されるのか?どれか一つが向上して他が悪くなるようではダメ。

 

そのほか、内容についてはまとめサイトが多数あるので譲る。

個人的には、3つの指標のうち、在庫に注目したい。うまい・やすい・はやい、の早い部分で突出した迅速さを持つことができれば、独自の価値に繋がるのではないか。そのための手段として、MESなどのスマート化ツールを活用していければ、より全社貢献できそうである。

 

マイケルポーターの競争戦略

ジョアンマグレッタ著

 

ポーターの競争戦略の本質を詰め込んだ要約的な一冊。原著はボリュームがありすぎる。本書は忙しい経営者やビジネスマンのために要点をまとめた本。十分深く学べた。

 

「戦略の本質は、何をやらないかを選択することだ」この一言が突き刺さる。難しいが、差別化・競争優位はトレードオフの上に成り立っているのだということを認識させられる。

 

1章 競争

・競争の本質は、競合他社を打ち負かすことではなく、価値を創造することにある。そのためには「最高を目指す」のではなく、独自性を持ち、他社とは異なる道筋を選ぶ事が求められる。この道筋こそが、持続的な優位を保ち続ける条件となる。

 

2章 5つの競争要因

・ファイブフォース分析は、企業が直面する競争を全面的に網羅しており、卓越した業績の基準を与えてくれる。

SWOT分析は主観的な事項が多く挙がってしまったり、裏付けがないまま話が進むなどの欠点がある。

 

3章 競争優位

・真の競争優位をもつ企業は、他社に比べて低いコストで事業を運営しているか、高い価格を課しているか、その両方である。

バリューチェーン:顧客価値を創造するための活動を組み合わせたもの。差別化するためには、他社と違う活動を行う=他者とは異なるバリューチェーンを構成することが重要である。このとき、差別化のカギを握る活動に注目することが大事。

・他社と同じ活動を、より優れて行う能力は業務効果と呼ぶ。これによるコスト優位も重要ではあるが、戦略とは呼べない。最高を目指す競争に陥り、疲弊していくのみ。

 

第二部 戦略とは何か?

優れた戦略が満たすべき5つの条件

1. 特徴ある価値提案

2. 特別に調整されたバリューチェーン

3. ライバル企業とは異なるトレードオフ

4. バリューチェーン全体の適合性

5. 長期にわたる継続性

 

4章 価値創造

・どの顧客に対し、どのニーズを満たすのか?を明確にする。ニーズを過剰に満たそうとしてはいけない。

・戦略の第一条件は、価値提案がライバル企業とは異なること。同じ顧客・同じニーズを満たしていては、戦略とは呼べない。

・あらゆる顧客にあらゆるものを提供するのをやめる→企業の行動に制約がうまれる。戦略に制約は不可欠である。ここで初めて独自のバリューチェーンを構築できる。

 

5章 トレードオフ

・戦略の本質とは、何をやらないかを選択することだ。戦略とは、競争においてトレードオフを行うことと等しい。トレードオフは、対抗するのも無力化するのも難しい。つまり模倣者を寄せ付けない。

 

6章 適合性

・価値提案のための複数の活動は、それぞれが有機的に繋がりを持ち、自社の文化や戦略にフィットしていなければならない。

・活動システムマップ:自社の選択した活動間の繋がりを図で示したもの。バリューチェーンを繋がりをもって理解できるし、適合性を持った戦略となっているか?確認できる。

・適合性は、活動間の結びつきを強め、独自のバリューチェーンを生み出すことで、模倣者を締め出すことができる。

 

7章 継続性

・社会情勢の変化に変化に気を取られすぎると、戦略を磨くことができない。自社の独自性やコアコンピタンスを明確にし、安定させること。

 

 

管理会計 本格入門

基本も実務知識もこれ一冊で!

管理会計 《本格入門》

駒井伸俊 著

 

具体的な事例を交えながら、管理会計について広く深く学べる本。

会計と一括りにしては勿体無いほど幅広く学べる。会計・数値をベースにした意思決定、長期視点での戦略の立て方も含んでおり、実に役に立つ一冊だった。

特に勉強になった点を、以下に抜粋する。

 

【序章】管理会計とは何か?

財務会計税務会計と異なり、マネジメントのための会計である。経営やビジネスと深くかかわり、ビジネス上の必要な情報を提供してくれ、意思決定を手助けしてくれる強力なツールである。

 

【第一部】戦術的な意思決定(短期視点)のための管理会計

・〜自社で作るか、他社から購入するか〜  ここはまさに自分の業務に直結するところ。業務をアウトソーシングしても、削減されないコスト=固定費を考慮しよう、という話。

限界利益・・・売上高から変動費を引いた利益のこと。これは後々直接原価計算でも出てくる重要な考え方。

・貢献利益・・・限界利益から個別固定費を引いた利益のこと。この考えを取り入れて、共通固定費を除いた貢献利益のプラスマイナスで会社への貢献度を評価する必要がある。

・原価分解・・・費用を固定費と変動費に分類すること。固定費か変動費か?は、厳密に分かるのは難しい。日銀方式や中小企業庁方式があり、それらを参考に自社の業務に合わせて分類する。

・日本企業の労働生産性・・・先進国の中で最下位クラス。特にホワイトカラーの生産性が低いとされている。我々も、工場部門の少人化に取り組むだけでなく、開発部隊の付加価値向上やコスト削減に取り組まんといけんです。(高いのは米国、スイス、ベルギーなど)

・研究開発費の指標・・・オルセン氏が提唱した研究開発収益性指標がある。

 研究開発収益性指標=(収益見積額×成功確率)÷研究開発費見積額

 一般的には、この数値が3.0以上あることが望ましいと言われている。我々も参考にしたい。

 

【第二部】原価管理のための管理会計

・標準原価計算・・・直接材料費+直接労務費+製造間接費で原価を見積もる。製造間接費は何か基準とする数値×標準配賦率を用いる。

・差異分析・・・標準原価と実際原価の差異を明らかにし、その要因を分析する。我々はやっていない?

・ABC・・・伝統的な原価計算での間接費の配賦は実態に則していない→活動と呼ばれる単位別に集計し、その活動回数で製品に配賦する方法。正しく使えば、より実態に合った原価を計算することができる。取り入れていない?

 

【第三部】戦略的意思決定(長期視点)のための管理会計

・バランストスコアカード・・・数字のない戦略は絵に描いた餅に過ぎない。ビジョンをトップに、その実現への道筋を「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」の4つの視点から整理し、結びつける方法。

 これはめちゃくちゃ良い考え方だと思った。やはりビジネスを行う上で、企業の利益を最大化することを目標にするべきで、そこに繋げるための戦略を考えなければならない。

 それぞれ4つの視点が繋がっており、個々人の学習にまで繋がっているのも、分かりやすくて実践しやすい。常に目標を頭に入れたまま、成長していくことができる。

 手順としては、

 現状の把握(SWOT分析)→クロスSWOTで戦略案を立てる→戦略マップに落とし込む

 という手順が紹介されていた。

 

とにかく最後の、バランススコアカードと戦略マップはとても有用だと感じた。ここはさらに本を読んで勉強するととともに実践してみようと思う。

 

研究開発テーマの価値評価

イノベーション時代の費用対効果の実践的な考え方

著:出川通+大澤良隆

 

技術開発部門に所属しているが、各種テーマの価値評価・比較評価をする仕組みがなく、勘や経験からテーマを選定している状況であった。このような状況では、より価値の高いテーマにリソースを集中するといった選択と集中ができるはずが無い。ということでこの状況を打破すべく読んでみた。

 

基礎編・応用編・実践編・総括、という構成。基礎編ではMOT基礎および現状の評価方法の課題。応用編では、具体的な開発テーマの評価方法が掲載され、実践編では実例も紹介されている。以下に抜粋する。

 

〜基礎編〜

【研究開発テーマの分類】

A型(ローリスク):既存事業の改良・展開

B型(ミドルリスク):社会イノベーション創出(市場と社会価値は明確)

C型(ハイリスクハイリターン):先端技術を用いた不確実性の高いテーマ

まずはそれぞれの目的からこのように整理する。これらのテーマに投入する資金も出どころが異なる。債務マネーはA型・B型へ、投資マナーをC型へ割り振る。

 

【研究開発効率】

研究開発効率=5年間の累積営業利益÷その前の5年間の累積研究開発費

もちろんこれが絶対の定義ではないにしても、このような考えのもと研究開発テーマが生み出す価値を評価する仕組みは重要だと感じた。

 

Q&A

・研究所の生産性はどのように評価する?

>テーマの成功比率で評価すると、チャレンジングなテーマがとりあげにくくなる。アイデア数やテーマ数などで評価する。その上で、開発初期での見極めが重要(継続or中断を判断する)。

 

〜応用編〜

【着手前の評価】

・マトリクス図を用いたポートフォリオ評価

図式化・イメージ化・グラフ化が大事。ロードマップとの関連性も意識し、ロードマップ/ポートフォリオの相互チェックを継続的に行う。

・STAR法

定性的な評価。250項目の質問に答えた結果をレーダーチャートで表す(STARチャート)。

BMO

テーマの魅力度と自社に適しているかどうかの適社度を数値化。

【進捗中の評価】

・ステージ(ゲート)法

各ステージにおいて、次のステージに進むか否かのゲートを設け、それぞれ適切に判断する手法。

【終了後の評価】

・技術的/市場的問題について分析し、次に活かす。失敗理由について分析して形に残すのが重要。成功率向上のポイントは新陳代謝を高めること。

 

〜応用編〜

【費用対効果の考え方】

・米国ではIRR法、次いでNPV法が最もよく使われている。

【将来の不確実性を取り入れる】

・リスクの大きさ(k値)を定量化し、価値評価に取り入れる。

モンテカルロDCF法により確率論を取り入れたシミュレーションを行なう。

・リアルオプション評価。

 

〜実践編〜

・デシジョンマネジメント(DM)について…デシジョンツリーなどのツールを用いて適切な意思決定を行う手法。

・事業戦略マップ(TIG)を作成し、事業の進捗と将来の市場規模をにらんだ二つの軸で総合的な戦略議論を行う。自社の位置付け・ポジショニングも可視化でき、意思統一が測れる。

 

後半には技術ロードマップの必要性についても書かれており、やはりロードマップは重要だと再確認できた。

言葉にできるは武器になる

著:梅田悟司

 

〜「言葉にできない」ことは、「考えていない」のと同じである〜

日頃、言語化の難しさと大事さを痛感しており、言語化の方法論を学びたくて手にとった。著名なコピーライターが書いた本。

 

うまく表現する方法やその型を説く本…かと思いきや、もっと深く、言語化のみならず思考方法について書かれた本で、とにかく勉強になった。

本書で取り上げる思考法とは、自分の気持ちに真剣に向き合い、内なる言葉に目を向けよう、というもの。世の中には伝える力・良い表現方法やその型を紹介する本が溢れているが、いくら上っ面だけ取り繕って表現方法を鍛えても、そもそも発する中身が薄っぺらだと何も伝わらない。まずは自らの思考を言語化しながら深く深く突き詰める能力を身につけるべきだ。この能力は一朝一夕に身につくものでは無いが、身につけるための日頃から行えるトレーニング方法についても紹介されている。

 

以下に、重要だと思ったこととそれに対する考察を記す。

 

①内なる言葉と向き合う

 考えるとは、内なる言葉が頭の中に産まれては消え、を繰り返している状態である。まずは自分の感情を言葉にすることを意識し、自分の視点・価値観・人間性と対面しよう。これを丁寧に繰り返すことで、「内なる言葉」に幅と奥行きが出て、より思考が深くなる=よく考えることができるようになる。

 この内なる言葉に意識を向けることは、筋トレに似ている。トレーニングしている部位に意識を向けると効果的に筋力がつくように、常に自分の頭を覗いているもう1人の自分の存在を意識しよう。

 

②内なる言葉の解像度を上げる

 頭の中がもやもやして考えが進まない時は、頭の中の記憶域しか使っていない(考えているようで思い出しているだけ)。考えを進めるためには、内なる言葉を一度記憶域の外に出してしまうことが大事。出したものを材料にして、考えをさらに拡張させると、思考が深く広がっていく。

 具体的には、

 1.アウトプット…とにかく書き出す。

 2.拡張…なぜ?それで?で拡げていく。

 3.化学反応…真逆の発想や複眼思考で考えを飛躍させ、より深くする。

 これらのステップをふむことで、考えを広く深くするとともに解像度を上げる。

 

③言葉にするプロセス

 上述の①②により質の高い考えを作ることができれば、あとはその素材をそのままさらけ出せば良い。その時の戦略は2つ。

 1.型を使う…たとえる、繰り返すなど

 2.心構えを持つ…誰に伝えるかを決め、自分の言葉で伝える。

 

超入門 資本論

著者 小暮太一

 

なにかのビジネス本で、資本論についての記述があった。現代の経済の仕組みを理解するためには一度読んでおこうと思い、入門編のこちらを購入。

資本論は100年以上も前に出版された本で、資本主義経済の仕組みを明らかにしつつ、資本主義を批判し全世界に影響を与えた、とのこと。

そんな昔の本が現代に役立つの?と疑問に思いながら読み進めたが、まさに現代人が陥っているジレンマを予想していたような内容で、目から鱗であった。

 

この本の主張は、「自分が生きている社会のルールを正しく理解しよう」というもの。スポーツでもゲームでも、まずはルールを覚えるところから始めるのに、資本主義のそのルールや仕組みを理解していない人が多い。資本主義がどんなルールで成り立っているかを理解することで、効率的に勝者に回ることができる、そんな内容です。やはりなんにしても、物事の成り立ち・ルーツや仕組みを正しく知ることが重要なのである。

資本論のエッセンスを凝縮して学べるとともに、現代社会を楽に生き抜くための方法も紹介されていて、めちゃくちゃタメになった。

年収1000万円の会社員はなぜ「しんどい」のか、その理由が本書の中に…

以下にポイントを記す。

 

【1章:なぜペットボトルのジュースは150円なのか】

①「価値」と「使用価値」の両方を持ったものが商品である。

②需要と供給のバランスが取れている場合、商品の値段は「価値」により決まる。

・価値は、作るための労力。使用価値は使った時に得られるメリット。

・値段の相場はあくまで価値が決める、というのが資本論の主張。

 

【第二章:年収1000万円でも生活がカツカツになる本当の理由】

・労働力の価値=労働力を作るのに必要な生産コストである。体力を回復維持にかかるコスト+知識経験の習得にかかるコスト

 使用価値はあまり重要でなく、労働力を得る(失った分を回復する)ためのコストが給料である。つまり、会社としては最低限必要な経費を払っているだけなので、サラリーマンはいつまでたっても豊かにならないのである。

 

【第3章:利益を求めるほど会社は厳しくなる】

・ヒト・モノ・カネの資源の中で、剰余価値を生み出せるのはヒトだけである。労働者が給料以上に働くから、そこに付加価値が産まれる。

剰余価値は、生産性を上げることで増やすことができる。資本主義経済においては、どの企業も生産性を上げ、剰余価値を増やすことを追求しているが、これがやがて自分たちの首を絞めることになる。

 

【第4章:なぜパソコンの値段は下がり続けるのか】

・技術革新やコスト削減で生み出された新技術も、世の中に普及すると「価値」が下がり値段も下がっていく。生産効率化はコモディティ化を引き起こす。簡単に作れるものは値段も下がり、利益が生まれにくくなるというジレンマ。

 

【第5章:合格しないと生き残れない「命懸けのテスト」】

・資本主義では生産効率化→コモディティ化→利益率低下→不景気となり、企業は淘汰されていく。政府の景気対策により、本来淘汰されるべき企業が生き残ると、悪循環につながる(命懸けの跳躍ができない)。

・自由競争が進むと、仕事は分業化され、労働力の価値が下がり、資本家の立場はますます強くなっていく。

 

【第6章:勝者だけが知っている生き残るための絶対ルール】

・労働力の価値としての対価を受け取るのではなく、労働力の使用価値で評価を受けることを意識しよう。自らが生み出す価値で対価を得て、社会を渡り歩く覚悟を持とう。

・社会平均よりも低コスト・低ストレスでできる仕事をしよう。毎日行なっても苦じゃないこと、得意なことを見つけ、取り組もう。

 

【第7章:資本論で読むこの世を生き抜く3つの方法】

①変化耐性を付ける

・日頃から、プレッシャーを感じる場面に身を置く、積極的に変化を取りに行こう。

 

②能力を汎用化させる

・会社以外でも稼げる手段を待ち、フリーランスマインドを持って働こう。

・自分の仕事の目的を追求し、抽象度を上げ、他の業界でも役立つスキルとして捉えてみよう。

 

③自分の売り物を用意しておく

・マネされにくく、時間とコストをかけてようやく手に入るようなウリを作ろう。また、得たスキルの維持・向上にも取り組もう。

 

ドイツ人のすごい働き方

 

ドイツ人のすごい働き方

日本の3倍休んで成果は1.5倍の秘密

著者 西村栄基

 

日本の生産性が低いのはなぜなのか、また、会社で生産性を上げる活動をしていく中で、どのようにすれば生産性は上がるのか、

参考にしたくて読んでみた。

全体的に、著者の経験に基づく主観で書かれている部分が多く、それホント?たまたまあなたが出会ったドイツ人がすごかっただけで、ドイツ人全員がそうじゃないでしょ?

と思うことが多かった。

ただ、良いことが書いてはあったしタメになる部分もあったので、

今後実践していく部分や、覚えておきたいことを下に記す。

 

【実践すること】

・午前中はゴールデンタイム。脳をフル活用して創造的な仕事に充てる。「作業」は午後に。

・空気の入れ替え。できないときには自ら外に出る。

・会議中に議事録を作成。会議の終わりには結論を確認し、速報で議事録を出す。

・ことわざに「人生の半分は整理整頓」というものがあるくらい、片付けが根付いている。モノの住所を決め、1日の終わりにはその場所に返す。

・新年の初めに、休暇の予定と、1年の目標をたてる。そうすることで日々の生活、1年の意味を見出すことができる。

・カフェインは14時までにする。睡眠の質も大切に。

・ホワイトボードを活用する。会議でも、自席でも。可視化、整理でき、思考や議論が活性化される。

ポモドーロテクニック:タイマーを使い、25分の集中タイムと5分の休憩を繰り返す。

・帰宅前メモ:翌日行うことをリスト化し、吐き出す。日報を少し工夫してみようかな。

・困難を楽しもう。課題を乗り越えてこそ、成長であり自分が存在する意義が出せる。

・本質に集中する力が大事。目の前の作業や締切に追われる前に、仕事の目的・本来達成したいことはなんだったのか?振り返るクセをつけよう。

 

【覚えておきたい、いつか実践したいこと】

・カフェスペース。朝の勤務前や休憩時間に、プライベートの話を中心に立ち話をしてリラックス。自由な発想が生まれやすい。ワイガヤスペースを設けると組織が活性化される。

・デスクが広く、集中しやすい環境。

キリスト教では、労働は罰という考えがある。文化的に根付いており、定時に終わらせるためにはどうしたら良いか、を常に意識できている。

・日本語はハイコンテクスト言語である。これにより空気を読む文化があるが、ビジネスを効率的に行うためには、もっと直接的な表現が望ましい。論点を明確にして、はっきり意見を言おう。