まるわかり! IoTビジネス 2019 50の厳選事例
まるわかり! IoTビジネス 2019 50の厳選事例
(日経BPムック) ムック
日経 xTECH/日経コンピュータ (編集)
国内外(日本中心)のIoTビジネスの最先端の取り組みについて紹介した本。
気になった個所以下列挙
・データ集めは設備任せ、人は高付加価値作業を行う。
・データロギングからデータドリブンへ。分析から次の行動を引き出す。
・センサーは安物でも十分。例えば機械の異常灯に光センサーを取り付ける。
・独占化から標準化の流れへ。他社製の機械との統合やAPI連携が必須となる。
・コマツはKOMTRAXでの建機のIoTだけでなく、自社建機生産工場向けの
KOM-MICSを開発・運用している。機械加工や溶接行程のために、多くの
サプライヤーも巻き込んで取り組んでいる。
・IoT野球ボール、IoTコンタクトレンズ、IoT歯ブラシなど、より身近になっていく。
製鉄業界の話はでてこなかった・・・
特にコマツの取り組みには驚かされた。
自社の建機だけの部分最適では限界があることに気づき、
土木工事全体を最適化するソリューションを提供する取り組みをしているとの事。
また、自社工場のIoT化も進んでいる。
弊社も、工作機械の展示会やコマツの取り組みを学ぶ場に行って、
業界に縛られない考え方でDigitalizationを進めていきたいものです。